主な事業活動
第5回アジア慢性期医療学会開催報告
2019年6月21日(金)22日(土)中国上海国際会議センターにて、『第5回アジア慢性期医療学会~慢性疾患の革新~』が日本、韓国、中国の3ヶ国語の同時通訳で約900名が参加し開催されました。
超高齢社会を迎えた日本をはじめ高齢社会が急速に迫る韓国、高齢社会が目の前に迫っている中国などのアジア諸国が現状を直視し、慢性期医療の質の向上を共通の問題として認識することを目的として、アジア唯一の国際学会ですが、2015年に中国慢性期医療協会(会長:武阻丰<正式名称は中国非公立医療機構協会慢性期分会>)がアジア慢性期医療協会に加入し初めての中国での学会開催となりました。
開会式では各国の代表が挨拶し、学術発表ではそれぞれテーマに沿った発表が多くされました。
今学会では、初めての取り組みとして「アジア第1回慢性病医療事例ロードショー」と題したセッションがあり、日韓中から12名が発表し慢性期医療においての新技術や新設備、新プロジェクト、実際の症例などの発表をコンテスト形式で行われ、「エクセレントイノベーションアワード」の表彰を行いました。
また、学会開催中にアジア慢性期医療協会として記者会見を行い、中国メディアの方々が多く集まる中、アジア、日本、韓国、中国の協会代表者が慢性期医療の進展について意見交換されました。
中国での初めての学会開催でしたが、ご協力いただきました皆様のおかげで無事に閉幕することができました。今後は、共通の問題を議論し、高齢者の安心した社会を作れるようアジア各国と協力関係を持ち慢性期医療の発展に努めていきたいと思います。
最後に、第6回アジア慢性医療学会は2021年6月韓国釜山での開催が決定しましたことをご報告させていただきます。
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アジア慢性期医療協会 中村哲也理事長 |
中国慢性期医療協会 武阻丰会長 |
日本慢性期医療協会 矢野諭副会長 |
韓国慢性期医療協会 金徳鎭会長 |
記者会見 |
エクセレントイノベーションアワード賞受章者 |
学会会場 |
上海国際会議センター |